中乃森豊による初のショートショート作品集。
ときに妖しく、ときにほのぼの、ときに恐ろしい28編の不思議な物語。
ほんの短い時間で読むことができ、瞬く間に不思議な世界へとあなたを誘います。
そして物語の最後に待っているのは……意外な結末?
通勤、通学の隙間時間や朝読、眠る前のリラックスタイムなどのおともに。
1話わずか5分で読める不思議なお話をあなたに。
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1話1分の短い物語を101話つめこんだショート・ショートの宝箱をあなたに。
ほんの短い時間であっというまに読むことができて、不思議な読後感のあるお話を101話集めました。
ファンタジー、恋愛、ホラー、ミステリー、SF、青春などなどジャンルは様々……。
読みだして1分後には意外な結末!?
通勤・通学などの日常のスキマ時間にすぐ読めて、不思議な世界へとあなたをいざなう珠玉のショート・ショート集。
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ファンタジー、ホラー、恋愛、ミステリーなど様々なジャンルの400字および4000字以内のショートショート作品を収録。 時に美しく、時に残酷に、また時にユーモラスに展開する短いながらもキラリと光る物語が収められたこの本はまさに色とりどりのふしぎな標本箱。 ある朝、目が覚めると蟲乃森みどりの人生はショートショートに変わっていた。 目に映る景色、耳に聞こえる音、頬に触れる風の感触、彼女をとりまく世界のすべてが物語の息吹に満ちていた。 みどりは自身の肉体と精神が死と破壊に満ちていると同時に美しく謎めいた物語によって形作られていることを知ってしまったのだった……。 で電子書籍を購入する
料理を得意とする死神の「俺」は間もなく死を迎える人間の下を訪れるといつもこう切り出す。
「おまえの魂を頂く代わりに人生の最後に食いたい料理を何でも食わせてやろう」と。
そして望み通りの料理を自慢の腕を駆使して振る舞う。それは死に行く者への憐れみや同情からではない。
死を前にした人間達へ最後にして最高のディナーを供することでその心を満たし、死後の魂を美味なるものとするために他ならなかった。
様々な臨終の場面に立ち会い、人々の記憶の中に眠る思い出の一品を記した「レシピ」を探り出して料理を振る舞う日々の中で、俺は人間達が最期に何を口にしたいのかを知ることを通して「料理を作り、それを食べるとは?」「生きるために他の命を殺して食べるとは?」について思いを巡らせる。
あなたが人生の最後に食べたいものは何ですか?
料理好きの死神によるハートフルでおいしい、前代未聞、異色のグルメ・ホラー小説!
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●パリに初めてひとりで行く方必携!
●ルーヴル〜パリの美術館を網羅!
本書の構成は、
パリへの出発〜帰国までのそれぞれの旅の場面で、著者が実際に役に立った旅行グッズとフランス語会話を時系列に沿って紹介しています。
読者の皆さまに芸術の都パリの息吹を感じて頂けるように、著者が現地にて撮影した写真と解説を可能な限り掲載致しました。
巻末には付録として
◆今回の旅で実際に必要だったモノ リスト
◆パリの美術館 開館時間・休館日・入館料一覧
◆絶対に見逃せない芸術作品リスト
◆見逃せない傑作へのルーヴル美術館アクセスマップ
をご用意いたしました。
パリへの旅にご活用いただければ幸いです。
では、良いご旅行を(Bon Voyage)!
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舞台は現代のイギリス・ロンドン。
大英博物館の地下収蔵庫で発生したミイラ盗難事件がすべての悪夢の始まりだった。
捜査に出動したのはロンドン警視庁美術骨董課の若き捜査官、マリア・キサラギ・ヒューズ。
マリアは現場に残された古代エジプトのヒエログリフを用いた暗号を解くうちに、
ロンドン中で次々と発生する大英博物館の収蔵品に擬えた連続殺人に巻き込まれていく。
その一連の事件は古代エジプトの死者を司る神「アヌビス」を名乗る猟奇殺人者から彼女への挑戦状だった!
事件の舞台はロンドンからミュンヘン、アイルランドへと急展開し、国境を越えて奪われた美術品を追うアート・スクワッド(美術特捜班)マリアの活躍を描く波乱万丈のアート・ミステリー。
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本能寺の変で織田信長と運命を共にしたという天下無双の唐物茶入《九十九髪茄子》。
ところが、茶入は本能寺の変後、その焼け跡から奇跡的に発見されたという。果たして茶入の真贋やいかに……。
過去と現在の双方を舞台にストーリーが同時進行し、幻の茶入の行方に迫っていく。
過去において茶入を探し出すことを時の天下人、豊臣秀吉から命じられたのは大名茶人、古田織部。織部は茶入を探すうちに本能寺襲撃の真相に迫っていく。
現代においては茶入をめぐって実業家で茶道具蒐集家の岩森祐造がロンドンの公園で何者かに刺殺された。
マリアは日本での捜査を開始するが……。
名だたる天下人の間を渡り歩いた伝説の茶入をめぐり、謎が謎を呼ぶアート・ミステリー。
「美術捜査官マリア」シリーズ第2巻!
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川津美春は25歳の誕生日に彼氏にフラれ、仕事も失った。そんなある日、永嶋駿一の経営するカフェで働くことに。美春の任された仕事は、彼の下に届けられるラブレターの添削依頼に断りの返事を書くこと。様々な人々の恋の物語を手紙を通して知り、彼女は恋をすること、人を愛することの大切さを学んでいく……。 今、恋をしている人、恋に悩む人、恋を失った人、これから恋をしたい人、すべての人に捧げるラブストーリー。 で電子書籍を購入する
ロボット工学の権威、香椎百合絵博士によって造り出された彰人という名のアンドロイド。それは博士がかつて愛し、病死した恋人に似せて造られたものだった。 博士の研究と技術の粋を結集して開発された彰人だったが、彼は心を持たず、人間の感情が理解できない。それでも博士は自らの孤独を埋めるためにかつての恋人に似せたアンドロイドと暮らし、愛そうとするが……。 「心」とは、「愛」とは何か? 近未来でありながらどこか懐かしい世界を舞台に繰り広げられる「心」と「愛」をめぐるサイエンス・フィクション。 で電子書籍を購入する
鈴木優介は典型的なアイドルオタク。人気アイドルユニットCutyCool(キューティクル)のメンバー、河本夏海の熱狂的ファンで30歳を過ぎても恋愛経験がない。大河内朱音(あかね)は所謂「歴女」。幕末の英雄、坂本龍馬を愛するあまり現代の軟弱な男には見向きもしない。彼女の家は厳格な父親が剣術道場を営む武家の末裔であった。 リアルな恋に興味のない、まったく接点のなかった二人がある日、出遇う。優介がアイドルオタクであることを知り嫌悪する朱音だが、しつこく見合いを勧める父親を納得させるべく優介に許婚を演じてもらう。演技にすぎなかった関係が互いを意識することに。そんなある日、優介の部屋に憧れのアイドル、河本夏海が転がり込んできて……。 リアルな恋を知らない男女が本当の恋に目覚めていく姿をポップでキュートに描いた抱腹絶倒のラブストーリー。 で電子書籍を購入する
僕は大学時代に病死した恋人である初音のことが6年経った今も忘れられない。彼女が最後に演奏したラフマニノフのピアノ協奏曲第二番を耳にするうちに6年前の過去を回想し始める。 元気だった頃の彼女の姿。図書館での初めての出会い。僕が自分の父親の自殺を初音に告白し、彼女が僕の負った心の傷に寄り添うことで二人が心を通わせていったこと。夏の日にふたりで見たプラネタリウム……。思い出が次々と浮かんでは消える。 この死と破壊に満ちた不完全な世界で、失われた真実の愛と向き合う僕の静謐な情熱に満ちたラブストーリー。 で電子書籍を購入する
人類が生み出した最古の道具とされるハンドアックスから太陽光発電機まで、古今東西のあらゆる文明がモノという形で保管されている大英博物館。そこはまさに時間と空間を超えることのできるタイムマシンです。 私と一緒にこのタイムマシンに乗って人類の過去と未来を見つめる旅に出てみませんか? 本書の構成は、ロンドンへの出発〜帰国までのそれぞれの旅の場面で、著者が実際に役に立った旅行グッズと英会話を時系列に沿って紹介しています。 実際に使用して本当に役に立ったモノと会話のみを掲載しているため、市販の旅行ガイドのように広告を兼ねた無駄なグッズやツアーの紹介は一切ありません。お読みいただいた方それぞれが旅の目的に合わせてカスタマイズしていただけたら幸いです。 巻末には今回の旅で実際に必要だったモノのリストと旅の写真を用意いたしました。ロンドンへの旅の準備にご活用いただければ幸いです。 では、良いご旅行を! で電子書籍を購入する
すべての生命が死後に訪れる黄泉の国――〈仮面の街〉。その〈街〉で暮らす人々は誰しも、死神によって表情のない黒い仮面を装着させられ、心を支配されていた。そして〈図書館〉で自らの生涯が記された本を読み、その仮面に蓄えることで、生前の記憶をすべて消去しなくてはならなかった。 ある日、その〈街〉にビルから飛び降り自殺をした一人の男(神木瀬人)が訪れる。実は彼はまだ瀕死の状態ながら生きており、その意識だけが〈街〉に来てしまっていた。彼は死神の長老から黒か白のどちらかの仮面を選ぶよう迫られる。黒い仮面を装着すれば単に彼の生前の感情や記憶が消去され、無へと帰るだけに過ぎない。だが、もし白い仮面を着ければ、彼がその消滅の過程で心の底から〈生きたい〉と願ったときにその意識を現世に戻す力があるという……。 白と黒という対照的な二つの楽園で繰り広げられる、限りない喪失と再生をめぐる命の物語。 で電子書籍を購入する
予期せぬ自然災害や人災、経済的困窮など先の見えないまま混迷を深める現代社会において、年間およそ3万人とも言われる自ら命を絶つ人々。生きることに対する絶望の果ての孤独な死……。これまで懸命に生きてきたあなたの人生の時間を静かにふり返ることでもう一度、「生きる力」を取り戻しませんか? 生きることに疲れてしまったあなたの心に寄り添い、そっと支える、やさしくも力強い命の言葉たち。 で電子書籍を購入する
生きること、死ぬこと、愛すること、自身の心の深淵から紡ぎだされた言葉たち。混迷の時代にいかに自らを見失うことなく美しく生きるか。それはすべての人々の根源的かつ普遍的な問いでもある。 自らを静かに内省し、世界に隠された真実の言葉を探求するすべての人へ。 で電子書籍を購入する
毎日があわただしく過ぎていく現代社会。日々の忙しさに追い立てられ、心の余裕を失ってイライラ、ギスギスしてしまいがち。いつしか笑顔もなくして、優しく、丁寧に生きることを忘れていませんか? 毎日を美しく輝いて生きている人には素敵な習慣があります。 「どんなに流行りのメイクや服を身に着けても表情の美しい女性には敵いません」 「悲しみを知るほど人はやさしく、美しくなれます」 「やさしさは強さ。強くなければやさしくはなれない」…etc. 限りある一度きりの人生を慈しみ、品位を保って美しく生きるためにはどうすればいいのかをそっと語りかけてくれる優しい愛に満ちた言葉たち。 で電子書籍を購入する
何も持っていない国がありました。そこは世界全体から見るととても小さな国で、少ない人々がほとんど何も持たずにくらしていました。 名もなき国のとなりには、何でも持っている国がありました。そこでは多くの人々がひしめき合うようにくらしていました。 「何も持たない国」と「何でも持っている国」――ふたつの国をめぐる寓意に満ちた大人のための現代の童話。 で電子書籍を購入する
ひとりの男の人がいました。 彼は天文学者でした。 三度のごはんと眠っているとき以外はほとんどいつも星や宇宙のことばかり考えていました。夜になると観測所の屋根から突き出した大きな望遠鏡を空にむけて星を眺めては、果てしなく広い宇宙の始まりと終わりについて頭を悩ませていました。 ひとりの女の人がいました。 彼女は生物学者でした。 三度のごはんと眠っているとき以外はほとんどいつも動物や植物、昆虫のことばかり考えていました。暇さえあれば顕微鏡を覗き込んで、生き物が生まれることと、死ぬことについて頭を悩ませていました。 ふたりは海辺で偶然、出逢うのですが……。 ふたりの科学者が偶然出逢い、恋に落ちる奇跡を綴った優しく美しいラブストーリー。 で電子書籍を購入する
ナマケモノのねむねむ先生は昼間も夜も、いつでも眠たくてしかたありません。気がつくと、まぶたが重くなって、ついウトウト、すやすや眠ってしまいます。 ねむねむ先生がなぜ「先生」と呼ばれているのかというと、それはいつでもどこでも眠ることのできる名人だからです。 森の中には、先生ほどぐっすりすやすや眠ることのできる動物はいません。 ある日、先生がいつものように木の上で眠っていますと、枝にからめていた脚がはずれて、木から真っ逆さまに落ちてしまいました......さて、どうなることやら……? 眠ってばかりのナマケモノ、ねむねむ先生のめくるめく冒険物語が大人も子供も楽しめる絵本になりました。 で電子書籍を購入する
遠い 遠い 世界の果てに ひとりの魔法使いがくらしていました その魔法使いはどんなケガや病気も ふしぎな力であっというまに なおしてしまうのでした だから 世界のあちこちから毎日 たくさんの病気やケガをした 人々や動物たちが 魔法使いのところへやってきます ある日 魔法使いのところへ 心に傷を抱えた少女がやってきました 魔法使いには心のキズはなおせても あいの火を心にともすことはできません そうだ みんなの心に燃えている あいの火を少しわけてもらいにいこう 魔法使いはでかけていきました…… 心温まる言葉と絵でつづられた 大人も子供も楽しめる 「愛すること」についての童話絵本 で電子書籍を購入する
2009年7月22日は日本の上空で46年ぶりに皆既日食が観測できる日だった。 その日、人生に絶望していた大浦美月は自ら命を絶つことを決心し、美しく死ねる場所を求めて独り旅に出た。 その頃、海沿いの地方都市にある市立科学館に勤務する夏堀太陽は、交通事故に遭って以来10年以上も眠り続ける妻、美季子を見舞いながらプラネタリウムで自らの企画した番組『太陽の欠ける夏』を投影していた。 太陽の息子、学(まなぶ)は脳腫瘍で入院中の同級生の少女に請われて「青いカブトムシ」を採集すべく森へと出かけて行き……。 皆既日蝕の訪れと共に、彼等の精神や記憶に巣食っていた孤独や闇、虚無が増幅し、やがて世界全体をも呑み込もうとしていた……。 日蝕とともに訪れた人生の転機をめぐる、ひと夏の哲学的ファンタジック・アドベンチャー。 で電子書籍を購入する